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WORKSIGHTは年4回プリント版を発行しています。最新刊、バックナンバーは全国書店・各ECサイトにてお求めください。

『WORKSIGHT[ワークサイト]22号 ゲームは世界 A–Z World is a Game』

photograph by Hironori Kim


「21世紀はゲームの時代だ」──。世界に名だたるアートキュレーター、ハンス・ウルリッヒ・オブリストが語ったことばはいま、現実のものとなりつつある。ゲームは、かつての小説や映画がそうであったように、社会を規定する経済的、政治的、心理的、そして技術的なシステムが象徴的に統合されたシステムとなりつつあるのだ。それはつまり「ゲームを通して見れば、世界がわかる」ということでもある。その仮説をもとに今号では、ゲームに関連するキーワードをAからZに当てはめ、計26本の企画を展開。ビジネスから文化、国際政治にいたるまで、あらゆる領域にリーチするゲームのいまに迫り、同時に、現代におけるゲームを多面的に浮かび上がらせている。多様に拡張しつつ進化/深化するゲームから現代社会を見つめる1冊。

【書籍情報】
書名:『WORKSIGHT[ワークサイト]22号 ゲームは世界 A–Z World is a Game』
編集:WORKSIGHT編集部
ISBN:978-4-7615-0929-3
アートディレクション:藤田裕美
発行日:2024年1月31日(水)
発行:コクヨ
発売:学芸出版社
判型:A5変型/128頁
定価:1800円+税

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『WORKSIGHT[ワークサイト]21号 詩のことば Words of Poetry』

photograph by Hiroyuki Takenouchi


言葉という情報伝達手段でありながら、普段わたしたちが使うそれとは異なるかたちで世界の様相を立ち上げる「詩のことば」。情報過多社会において文化さえも消費の対象とされるいま、詩を読むこと、詩を書くこと、そして詩の言葉にこそ宿るものとはいったい何なのか。韓国現代詩シーンの第一人者であり、セウォル号事件の被害者に寄り添ってきたチン・ウニョンへのインタビュー、映画監督・佐々木美佳による詩聖・タゴールが愛したベンガルでの滞在記、詩人・大崎清夏によるハンセン病療養所の詩人たちをめぐる随筆と新作詩、そして哲学者・古田徹也が語るウィトゲンシュタインの言語論と言葉の理解など、わたしたちの世界を一変させる可能性を秘めた「詩のことば」について、詩人、哲学者、民俗学者、建築家などのさまざまな視点から解き明かす。

【書籍情報】
書名:『WORKSIGHT[ワークサイト]21号 詩のことば Words of Poetry』
編集:WORKSIGHT編集部
ISBN:978-4-7615-0928-6
アートディレクション:藤田裕美
発行日:2023年10月20日(金)
発行:コクヨ
発売:学芸出版社
判型:A5変型/128頁
定価:1800円+税

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『WORKSIGHT[ワークサイト]20号 記憶と認知症 Memory/Dementia』

photograph by Hiroyuki Takenouchi


個人としての一貫性を担保し、他者とのつながりや秩序ある社会を維持するために欠かせない「記憶」。認知症をもつ人を抱えた高齢化社会、国家や地域社会の衰退による集合的記憶の喪失など、記憶をめぐる社会問題が浮上しつつあるいま、オランダとフランスでオルタナティブな社会実践を試みる、認知症や精神疾患のケアの現場等を本誌編集長が取材。約90頁にわたる取材旅行の省察と見聞録のほか、ルネサンス期の情報爆発と記憶術を研究する桑木野幸司氏、レバノン内戦の都市の記憶とその傷跡をテーマに音楽作品を制作したベイルートの音楽家・建築史家メイサ・ジャラッド氏へのインタビュー、記憶をめぐるブックガイドを収録。記憶と認知症を手がかりに、来るべき社会のための態度や今日的な問いについて思索する。

【書籍情報】
書名:『WORKSIGHT[ワークサイト]20号 記憶と認知症 Memory/Dementia』
編集:WORKSIGHT編集部
ISBN:978-4-7615-0926-2
アートディレクション:藤田裕美
発行日:2023年8月25日(金)
発行:コクヨ
発売:学芸出版社
判型:A5変型/128頁
定価:1800円+税

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『WORKSIGHT[ワークサイト]19号 フィールドノート 声をきく・書きとめる Field Note』

photograph by Kaori Nishida


発せられているのにきこえていない「声」をきき、記録し、伝えていくことは、存外に難しい。世界が複雑化するなか、わたしたちはどのような態度で、人と、そして人以外の存在たちと向き合えばいいのだろうか。どうすれば、行為の一方的な「対象」としてではなく、相互的な「関係」を相手と築くことができるのか。そのヒントを探るべく、スケーターを撮影し続けるプロジェクト「川」や、野外録音の達士デイヴィッド・トゥープ、スケートボードから都市論を導くイアン・ボーデンへインタビュー。さらには文化人類学者たちのフィールドノート、「津軽あかつきの会」がつなぐレシピ、ChatGPTの動向まで参照しながら、「声」をきくこと・書きとめることの困難と可能性を探る。

【書籍情報】
書名:『WORKSIGHT[ワークサイト]19号 フィールドノート 声をきく・書きとめる Field Note』
編集:WORKSIGHT編集部
発行日:2023年4月27日(木)
発行:コクヨ
発売:学芸出版社
ISBN:978-4-7615-0925-5
定価:1800円+税

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『WORKSIGHT [ワークサイト] 18号 われらゾンビ We Zombies』

photograph by Hironori Kim


ゾンビは、その発祥から資本主義と深く関わってきた。カリブ海のプランテーションから、消費資本主義、グローバル資本主義、金融資本主義と、資本主義が進化するに連れてゾンビも進化する。そのとき、ゾンビは、単なる比喩を超えて、わたしたちそのものの姿となる。ゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロから、『新感染 ファイナル・エクスプレス』『今、私たちの学校は...』など、世界を席巻する「韓国ゾンビ」まで。ゾンビを知ることは、わたしたち自身を知ることなのだ。

【書籍情報】
書名:『WORKSIGHT[ワークサイト]18号 われらゾンビ We Zombies』
編集:WORKSIGHT編集部
発売日:2023年1月31日(火)
発行:コクヨ
発売:学芸出版社
ISBN:978-4-7615-0923-1
定価:1800円+税

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『WORKSIGHT [ワークサイト] 17号 植物倫理 Plants/Ethics』

photograph by Ichisei Hiramatsu


動きもしない。語りもしない。感情ももたない。そんな「生き物=植物」と、人間はいかにして向き合うことが可能なのか。最も身近でありながら、最も遠い生き物との関係を考えるために、わたしたちにはこれまでとは異なる人間観や倫理が必要なのかもしれない。植物・庭と人間との関係を手がかりに「ベジタル(植物的)な未来」を考察する、「WORKSIGHT」リニューアル第1弾。

【書籍情報】
書名:『WORKSIGHT[ワークサイト]17号 植物倫理 Plants/Ethics』
編集:WORKSIGHT編集部
発売日:2022年10月14日(金)
発行:コクヨ
発売:学芸出版社
ISBN:978-4-7615-0922-4
定価:1,800円+税

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プリント版のバックナンバー(Vol.1-Vol.16)、10周年記念号『WORKSIGHT 2011-2021 Way of Work, Spaces for Work』についての情報は下記ボタンよりご覧いただけます。

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