2023年、WORKSIGHTで最も読まれた記事ベスト10
自律協働社会のゆくえを探るべく、2023年は計62本のニュースレターを配信したWORKSIGHT。今回は年末特別企画として、今年の人気記事ランキングと編集部員のおすすめ記事リストをお届け。お気に入りだった記事、見逃していた記事があればぜひこの機会に! また、ニュースレターの最後には次期外部編集員の募集要項も掲載。WORKSIGHTの活動にご関心がある方は奮ってご応募ください。
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text by WORKSIGHT
2023年の人気記事 TOP10
まずは今年配信したニュースレターのなかから、特に人気だった記事を10位からランキング形式でお届け。新たな商いのかたち、さまざまな主体から見る都市と社会のいま、経済活動や環境保全の未来など、さまざまなテーマの記事がランクインしました。
No.10|少しずつ缶につめる、ファブリケーション飲料の未来:町工場CAN-PANYの充填室より(7/11配信)
Photo by Kaori Nishida
2023年5月に東京・清澄白河にオープンした、ノンアルコール飲料の製造・充填を行う都市型のボトリング工場「CAN-PANY」。「mitosaya 薬草園蒸留所」の蒸留家として知られ、今回CAN-PANYの設立に至った江口宏志氏、CAN-PANYのレシピ開発者・JUNERAY氏へのインタビューを通じて、ファブリケーションの未来を考えました。
No.9|結局会社は要るのか:1年間考え続けた、会社と日本社会の過去・現在・未来【会社の社会史#7】(10/17配信)
Photo by Ken Ishii/Getty Images
民俗学者・畑中章宏氏とともに、わたしたちの社会で存在感を放つ"会社"の謎に迫ってきたイベントシリーズ「会社の社会史」。「結局会社は要るのか」という壮大な問いをめぐり、改めて”会社”とは何かを再考した最終回の模様をレポート。ChatGPTなどテクノロジーの発展と会社員の働き方の関係、自由と自治をもつ"小商い"の可能性、そして、これからの会社のあり方について考えました。
No.8|ストリートは続いていく:スケートボードシーンから模索する、都市における"共生"のあり方(9/5配信)
Photo by Takuroh Toyama
オリンピックなどの影響で市民権を得てきた一方で、公共空間での活動などが議論の対象になっているスケートボード。マジョリティが感じる不安や恐怖から都市の一角へと追い込まれる人びとが、孤立しないための場づくりとは。1990年代より国内外のストリートシーンに身をおいてきた株式会社Chees代表・北島宗和氏とともに、多様な主体が存在する都市での”共生”のあり方を考えました。
No.7|「サラリーマン」の欲望と、無個性性の地平:鈴木貴宇さん、真実一郎さんと思案する「会社」【会社の社会史#6】(8/8配信)
Photo by Raphael GAILLARDE/Gamma-Rapho via Getty Images
イベントシリーズ「会社の社会史」より、日本社会を象徴する存在である「サラリーマン」をテーマにした回がランクイン。立身出世への新たな夢だった大正時代から、「サラリーマンらしさ」という呪縛を背負うようになった昭和初期へ。そして今日、サラリーマンは何のために生きうるのか。歴史的・社会的背景を紐解きながら、サラリーマン研究の第一人者である鈴木貴宇氏らとともに考えました。
No.6|ヴィナハウスが響く「移民」社会の夜明け:上野のベトナム人向けクラブの風景から(6/27配信)
Photo by Shunta Ishigami
近年、日本に急増するベトナム人を対象にしたクラブが各地に誕生し、そこではヴィナハウス(Vina House)なる音楽が夜な夜な鳴り響いているという。東京・上野にある在留ベトナム人の聖地的存在「BTC CLUB UENO」店長の吉田親人氏、レジデントDJの水月氏にインタビューを行い、ヴィナハウスの成り立ちやベトナム独自の音楽シーン、TikTokとの親和性などを解き明かしたテキストです。
No.5|"正しさの追求"の外へ:制約がプレーヤーの学習と自己組織化を促す「エコロジカル・アプローチ」の提案(10/3配信)
Photo by Yasuhide Kuge
近年、欧州サッカーのトップリーグを中心に広まりつつある運動学習理論「エコロジカル・アプローチ」。パスやドリブルなどの動作を分解して反復練習するのではなく、スキルは人と環境の相互作用のなかに存在すると考え、ディープラーニング的にスキル習得を目指すという。スポーツ分野にとどまらず、学習そのものを変革する可能性を秘めたエコロジカル・アプローチについて、FCガレオ玉島や南葛SCアカデミーで"制約デザイナー"としてコーチングを行う植田文也氏に訊きました。
No.4|「私有財産」をリデザインする:RadicalxChangeマット・プルーウィットの戦い(7/18配信)
わたしたちが生きる経済・社会の基底をなす「私有財産」という概念に変更を加えることで、資本主義、民主主義を変えることはできないか。反シリコンバレーのノンキャピタリストを標榜するアメリカの先鋭運動体「RadicalxChange」のプレジデント、マット・プルーウィット氏の思考に、WORKSIGHTコンテンツ・ディレクターの若林恵が迫りました。
No.3|「会社=社会」という謎:民俗学者とともに考える「日本の会社」のわからなさ【会社の社会史#1】(2/21配信)
Photo by Smith Collection/Gado/Getty Images
イベントシリーズ「会社の社会史」の記念すべき第1回のレポート記事。「会社」という言葉の成り立ち、「会社」と「社会」の関係性、そして宮本常一の著書『忘れられた日本人』でも言及された「世間」の概念などから、日本社会における「会社」について考えました。「会社の社会史」は、TOP10内に3記事がランクインするほどの人気イベントに。2024年も新たなイベントシリーズを開催予定です。ご期待ください。
No.2|ひとりの「ガサガサ」が世界を変える?:YouTuberは環境を保全できるか【前編】(3/14配信)
Photo by Naohiro Kurashina
YouTubeチャンネル「マーシーの獲ったり狩ったり」で知られ、琵琶湖周辺で活動する生物採集系YouTuberのマーシー氏。特定外来生物の駆除動画がバズって以降、地域の固有種なども紹介し、根強い人気を獲得。活動家ひとりで取り組むにはあまりにも無謀と考えられていた環境保全を、YouTubeの広告収益という新たな方法で持続する彼の活動に迫りました。後編「川底のカメと向き合い、見知らぬ誰かとつながる:YouTuberは環境を保全できるか【後編】」もあわせてご覧ください。
No.1|韓国ドラマ・K-POPを支えるグラフィックカルチャー:日本は何を学ぶ?(1/17配信)
Typojanchi 2015 出展作品「Sajangnim Fighting」。「Corners」によるデザイン(2015)
K-POP、映画、ドラマなど韓国のエンターテインメントに世界中が注目しているいま、CDのパッケージやポスターなど、クリエイティブの現場にもスポットライトが当たり始めている。2000年代後半以降、独自の発展を遂げてきたという韓国のグラフィックデザインを紹介する書籍『K-GRAPHIC INDEX:韓国グラフィックカルチャーの現在』の著者、後藤哲也氏に、注目のデザインスタジオやイベント、その社会的背景などを尋ねました。
番外編:サブスクライブのきっかけになった記事 3選
番外編として、2023年の配信記事のなかからサブスクライバーが増えるきっかけとなった3本をご紹介。年間62本のなかでも、特に強い訴求力をもっていたといえる記事です。
1|「間離化せよ」とロズニツァは言う:現代美術家・藤井光が語るスターリン・ウクライナ紛争・正義(5/16配信)
セルゲイ・ロズニツァ監督作、映画『ドンバス』より。©︎MA.JA.DE FICTION / ARTHOUSE TRAFFIC / JBA PRODUCTION / GRANIET FILM / DIGITAL CUBE
カンヌなど国際映画祭の常連にして受賞も多い一方、観客を困惑させ続ける現代映画の旗手セルゲイ・ロズニツァ。ロシア・ウクライナ問題に世界が揺れ動くなか、独自の視点から「現代」を抉るロズニツァ映画に強い関心を抱き、日本の近現代を鋭く問うてきた美術家・映像作家の藤井光氏、WORKSIGHT懇意の民俗学者・畑中章宏氏、そしてWORKSIGHT編集部の対話から、ロズニツァの作品や世界観を掘り下げました。
2|サウス・ロンドン発、自由と信頼が支えるジャズ・コミュニティ:「Total Refreshment Centre」「Church of Sound」の立ち上げ人は語る(9/12配信)
Photo courtesy of Church of Sound
2010年代以降、才能溢れるミュージシャンが輩出し、世界で注目を集めているサウス・ロンドンのジャズシーン。その一端を担ってきたのがコミュニティスペースであり音楽スタジオでもある「Total Refreshment Centre」です。クオリティの高い作品を生み出し続けるには? コミュニティ内のトラブルはどう防ぐ? 参加者の自律性を促すには? コミュニティ運営の真髄を創設者レックス・ブロンデル氏に訊きました。
3|その発信で傷つくのは誰?:障害学研究者・星加良司と考える「メディア」と「当事者」の危うい関係(2/28配信)
Photo by Andreas Rentz/Getty Images
障害学の第一人者である星加良司氏にご協力いただき、”編集部のお悩み相談”という異例のスタイルで行われたインタビュー。WORKSIGHTを含め、「誰かに話を聞く」「その声を表象する」という行為を繰り返すメディア。しかし、どこまでいっても当事者ではないメディアが、当事者の話を聞くことは本当に可能なのか。そもそもいま「当事者の声」はどんな状況にあるのだろうか。マイノリティ/マジョリティの関係が変動する今日の社会で、”情報を発信すること”と向き合った記事です。
編集部員のおすすめ記事 12選
最後はWORKSIGHTの編集員のお気に入り記事をご紹介。年間の配信記事のなかから、新たな視点や気づきをもたらした記事、思い入れの強い記事などをピックアップしてもらいました。選定理由とともにぜひご覧ください。
山下正太郎(WORKSIGHT編集長/ヨコク研究所)
▶︎ ひとりの「ガサガサ」が世界を変える?:YouTuberは環境を保全できるか【前編】(3/14配信)
2023年も本誌が標榜する自律協働社会の解像度を上げるさまざまな事象に出会えた。特に植物や生物に、人間とは異なる他者をどのように受容するかというルールの再定義を考えさせられた。琵琶湖でタモ網を片手にガサガサする生物採集系YouTuber・マーシーさんの活動は、順応的ガバナンスというワードをもち出さずとも、人間のように理念的な境界をもたない生物相手に、わたしたちの意識を地べたにくっつく足元から地球全体へとしなやかに接続してくれる。来年も身の丈から世界をガサガサしたいと思った次第。
葛原信太郎(第2期 WORKSIGHT外部編集員)
▶︎ ころがる先は、ポストスポーツ:ボウリングとアメリカ社会(1/24配信)
小さい頃から運動神経が鈍く、とにかく体育が嫌いでした。バスケやサッカーなどでは、なるべくパスが来ないように相手チームメンバーの陰に隠れるくらい。この記事に書かれている“公共財としてのスポーツ“みたいな視点で体育のカリキュラムが組まれていたらなぁなんて思いました。マッチョな体育会系体育を抜け出しポストスポーツが広まれば、運動神経の鈍さが遺伝したかもしれない息子も少しは運動が好きになってくれるかもしれないな、と。
福田晃司(第2期 WORKSIGHT外部編集員)
▶︎ 趣味の3Dプリンターじゃ世界は変わらない:新工芸舎と考える「ものづくりの民主化」の現在地(5/23配信)
3Dプリンターをはじめとした技術によるものづくりが、ひとつの生業として成立し始めていることが興味深いです。工芸をはじめとした伝統的なものづくりは職人が一人ひとり手作業で貢献していた世界であると思います。それを踏まえると3Dプリンターによって個人でものがつくれるようになったのは明らかにその系譜を継いでいるように感じます。 新工芸舎のトライアンドエラーの軌跡から見えるのは、世の中は劇的に変える(メイカームーブメントのような一時的な盛り上がり)のではなく、徐々に改善しながら変化させていくのが重要なのではないか、ということです。
松田美保(第2期 WORKSIGHT外部編集員)
▶︎ お金は普遍になりすぎた:ローカルな価値が反映されるマネーを構想する【RadicalxChangeマット・プルーウィット論考】(9/19配信)
2年前、いいバッグを買うつもりで仮想通貨を購入。翌週、時価はいきなり半減し、1年後には3割にまで下落しました。最近やや息を吹き返したものの、日々スマホに現れる右肩下がりの折れ線グラフは「わたしにとっての価値とは何か」を問いかけてきます。このマット・プルーウィット氏による論考では、「お金」というテクノロジーの不完全さと、地域通貨の将来性について言及しています。地域通貨を価値の基準とすることでもたらされる、恩恵と課題。この記事はわたしたちの「お金」と「社会」について、考えるヒントを与えてくれます。
鳥巣明亜(第2期 WORKSIGHT外部編集員)
▶︎ The Backroomsの謎:「ちょっと不穏な部屋」が巨大コンテンツになるまで(1/10配信)
商業施設で見かける「staff only」と書かれた扉の向こうについてあれこれ考えることがあります。「The Backrooms」というインターネットミームは、その空間の不気味さと「来たことがあるかもしれない」という存在しない記憶をもたらします。このなんとも言い難い不安やノスタルジーが、空間を拡張するアイデアになっていることが興味深いです。自分なりの「The Backrooms」を目指して、まちへ出掛けてみると新たな発見があるかもしれません……。
工藤沙希(ヨコク研究所)
▶︎ “命のはじまり”の迎え方:妊娠・出産の自己決定をめぐる議論(12/5配信)
出産の場面を想像するとき、力む妊婦と病院の分娩室がセットで思い浮かびます。このイメージはいつから生まれたのでしょうか。高度経済成長以前の日本では自宅に産婆を呼んで産むことは当たり前であったのに、「産む場所」には4つの選択肢──病院、診療所、助産所、自宅があるということすらうやむやになっています。強烈で個別的な経験であるがゆえに触れにくくなっている出産の話題に、産科医療の構造と生殖の自己決定という枠組みを通して近づくことができる記事です。
田中康寛(ヨコク研究所)
▶︎ その発信で傷つくのは誰?:障害学研究者・星加良司と考える「メディア」と「当事者」の危うい関係(2/28配信)
わたし(男)は「女性」にまつわる話題に対してデリケートになっているが、しかしその態度自体がマジョリティの慢心なのか。マジョリティ/マイノリティに関する各立場の悩みに、星加先生は理論的にヒントを示してくださいます。例えば、マジョリティ中心に組み立てられた社会の非対称的なあり方に問題の原因を見いだし、マジョリティへ特権性の自覚と社会問題の自分事化を促す「社会モデル」は、分断が進む現代に改めて素地としたい考え方です。メディア制作者のみならず、商品企画や総務などあらゆる"つくり手"におすすめの記事です。
若林恵(コンテンツ・ディレクター/黒鳥社)
▶︎ 「間離化せよ」とロズニツァは言う:現代美術家・藤井光が語るスターリン・ウクライナ紛争・正義(5/16配信)
「おそらくロズニツァが影響を受けたのは、スターリンだと思うんですよ」という藤井さんのことばに受けた衝撃。ロズニツァ映画を、あるいは目の前で起きている戦争を、西欧リベラリズムの観点からのみ語ることの浅はかさ、限界を突かれて絶句。多極化する世界をどう理解するのか。2024年、その問いはさらに大きくなる。
宮田文久(シニア・エディター/フリーランス)
▶︎「努力」の終わり:電気で記憶・認知・身体を操作することの光と闇(8/22配信)
イーロン・マスクのNeuralinkに象徴されるように、人間の心身をテクノロジーによってコントロールし、その能力をブーストさせたいという欲望は、現代社会において根強い。それに対して即時的な拒否反応を起こすのではなく、むしろテクノロジーの最前線を概観する未邦訳の書籍『We Are Electric』を土台に、歴史的な検討・批判的な検証を重ねていくことで、わたしたちの現在と未来を考える記事になっています。クラフトワークのアルバム『The Man-Machine』などをBGMにして読むのもオツかもしれません。
林田咲結(エディター/黒鳥社)
▶︎ "正しさの追求"の外へ:制約がプレーヤーの学習と自己組織化を促す「エコロジカル・アプローチ」の提案(10/3配信)
エコロジカル・アプローチについて理解を深めるなかで、人間の認知には必ずしもコード化、つまり言語化できず、むしろ言語化してしまうことで不正確になりうるものがあることを知りました。端的にいえば当事者にしかわからないような経験や知識。編集者として言葉を使っている身ですが、だからこそ、どのような記事として発信するべきか、言葉にするときのリスクや責任とどのように向き合うべきかを、新たな角度から強く意識するきっかけとなりました。スポーツコーチング従事者のみならず、すべての人の「伝える」あるいは「知る」に気づきを与えてくれる記事です。
海老秀比古(アシスタント・エディター/黒鳥社)
▶︎ 大崎清夏・特別寄稿 「ハンセン病文学の新生面 『いのちの芽』の詩人たち」展に寄せて(4/18配信)
こんなに完成度高く磨きあげられた言葉が、わたしを待っていたなんて──。気鋭の詩人による驚嘆の言葉の数々は、ハンセン病文学がもちあわせている力をありありと想像させます。詩の"実用的"な側面や、ひとりの詩人の男の子との出会いについても綴られた文章は、画家・安藤智さんの柔らかなイラストと合わさり、ふと読み返したくなる、そんな効用があるかと思います。2022年に配信された、文筆家・佐久間裕美子さんによる寄稿文「自助の道具:人間の残酷とレジリアンスについて」とあわせて、ぜひご一読を。
加来愛美(アシスタント・エディター/黒鳥社)
▶︎ ソウル、詩の生態系の現場より:ユ・ヒギョンによる韓国現代詩ガイド(4/11配信)
何が韓国の人びとを「詩」に駆り立てているのかを突き止めたい編集部の思いに反し、「まだ一般的に詩が人気であるとは言えない」と何度も強調する詩人のユ・ヒギョンさん。韓国で詩集が売れ続けていることを認めつつも、現況を注意深く観察している様子が窺えました。ご自身が営む詩集専門店での詩作ワークショップのエピソードからは、詩が純粋に楽しまれる土壌を育みたいという、詩人としての熱い想いも伝わってきます。一過性のブームとしての人気ではなく、守るべきものを見据える思慮深さがとても印象的です。
【第3期 外部編集員募集のお知らせ】
WORKSIGHTでは2024年度の外部編集員を募集しています。当メディアのビジョンである「自律協働社会」を考える上で、重要な指針となりうるテーマやキーワードについて、ニュースレターなどさまざまなコンテンツを通じて一緒に探求していきませんか。ご応募お待ちしております。
募集人数:若干名
活動内容:企画立案、取材、記事執筆、オンライン編集会議(毎週月曜夜)への参加など
活動期間
第3期 外部編集員:2024年4月〜2025年3月(予定)
通年の活動ではなく、スポットでの参加も可
募集締切:定員になり次第締め切ります。
応募方法:下記よりご応募ください。
次回1月9日は、WORKSIGHT編集長・山下正太郎によるニュースレターをお届けします。お楽しみに。
【イベントのご案内】
トークイベント「詩人チン・ウニョンに聞く『セウォル号事件の悲しみは詩で癒せるか?』」
『WORKSIGHT[ワークサイト]21号 詩のことば Words of Poetry』の関連イベントとして、韓国現代詩シーンの第一人者チン・ウニョンさんをゲストに迎えるトークイベントを1月18日(木)に開催いたします。
本イベントでは、多くの韓国語書籍の翻訳を手がける翻訳家の吉川凪さんとWORKSIGHTシニア・エディターの宮田文久をモデレーターに、韓国のチン・ウニョンさんにオンラインでお話を伺います。
前半では『WORKSIGHT 21号』に掲載したチン・ウニョンさんのインタビュー記事を紐解きながら、詩と社会の関係性や「文学カウンセリング」についてお話を聞き、後半では参加者のみなさんとのQ&Aセッションを実施する予定です。韓国のベストセラー詩人にお話を伺える特別な機会。奮ってのご参加をお待ちしています。
【イベント概要】
■日時:
2024年1月18日(木)19:00〜20:30
■会場:
オンラインのみ
■出演:
チン・ウニョン(詩人)
吉川凪(翻訳家)
宮田文久(編集者/WORKSIGHTシニア・エディター)
■チケット(税込価格):
①オンライン参加チケット:1,650円
②オンライン参加+書籍付チケット:3,830円