現代の都市では道に迷うことはあっても、道がなくて迷うことはあまりないだろう。だが山の「道」はまるで明滅するように、立ち現れては消え、また現出する。しかも、個々人の身体ごとに──。世界最高峰とされるエベレストの南麓、登山客がひしめく地域で、ポーターやガイドとして働く「シェルパ」たちの調査を続け『「シェルパ」と道の人類学』を著した文化人類学者・古川不可知氏に、「道」について尋ねた。
スキーで雪山を登り降りする山スキーを趣味とする私には身近に感じられる内容でした。雪の状態や体力に合わせて適切なジグザグを切って雪面を登り、後ろにはトレースという「道」が残る。他の人の「道」は参考になることも多いが、時として間違っていたり自分には向いていなかったり。そして雪が降れば、あるいは風が吹いただけで、たちまち道はリセットされる。著書を拝見したいと思いました。
スキーで雪山を登り降りする山スキーを趣味とする私には身近に感じられる内容でした。雪の状態や体力に合わせて適切なジグザグを切って雪面を登り、後ろにはトレースという「道」が残る。他の人の「道」は参考になることも多いが、時として間違っていたり自分には向いていなかったり。そして雪が降れば、あるいは風が吹いただけで、たちまち道はリセットされる。著書を拝見したいと思いました。