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ジュリアン・ベイショア's avatar

非常に示唆に富む記事でした。ヨーロッパにおいて金継ぎが単なる「修復技術」を超えて、サステナビリティや歴史的記憶、さらにはポストコロニアル的な文脈と結びついていることに驚かされます。

特に印象的だったのは、金継ぎが「傷を隠すのではなく、歴史の一部として受け入れる」象徴として捉えられている点です。これは、日本のわびさびや茶の湯の美意識と共鳴する一方で、現代社会が抱える課題に対しても新しい意味を与えているように思います。

また、伝統的な漆や有機素材を用いた金継ぎの環境面での優位性と、金の調達に伴う社会的課題が同時に指摘されている点も重要だと感じました。美しさや伝統の継承と、倫理や持続可能性のバランスをどう取るか――これは金継ぎに限らず、現代のものづくり全体に通じる問いだと思います。

素晴らしい記事をありがとうございました。

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